

『教師になる』
というのが、小学校からの夢でした。
そのために、教育大に入り、教師の道を目指した私。
学校の先生にはなれませんでしたが、塾長候補生として塾に就職することが出来ました。
私が赴任した教室先で会ったのは、なんと、中学生のときの、塾の恩師。
スマートで、頼もしくて、大好きな男の先生でした。
なのに・・・。
---あのとき、私はどうすれば良かったのか。
何がいけなかったのか。
未だにわからないのです・・・。



前回のお話『雪女』は、とても悲しい大人の恋の物語でした。
今回は打って変わって、明るくおちゃめな、子供向けのお話です。
頭をからっぽにして、
の~んびり、リラックスしながら聞いてみてください。
子供の頃の自分に戻れるかも・・・?
でも、今回は、聞くだけではありませんっ!
なんとっ!
スマステ史上初、アニメ紙芝居にチャレンジしてみましたよ♪
制作期間2ヶ月!!
今までの知識と技術を総動員して、ダンナと一致団結して挑みました。



前回、仕事帰りに追突事故にあった話をしました。
心身ともに疲れ果てて家に帰った私。
誰かに泣きつきたい思いでいっぱいだったのですが、
なぐさめてもらうどころか、とんでもないことをされてしまうのです。
『今となっては思い出になりましたが』ってまだ言えない、
生々しい出来事でしたが、
いつかこれも風化してくれたら良いな、
という願いを込めて・・・



子供の頃、『雪女』は、単に怖い話だと思っていました。
しかし、『雪女』は、実は、とても哀しい愛の物語だと私は思います。
山の動物たちや自然を守るために、人間を殺さなければいけない運命を背負った雪女。
苦痛を与えないよう、そっと息を吹きかけて殺すのは、
雪女の、せめてもの優しさなのかもしれません。
そんな雪女が、あるとき、人間の若者に恋をしてしまいました。
ーお願い、あの夜のことは、決して誰にも言わないで。
そうすれば、あなたのそばに、一生いられるから・・・。
せつない雪女の願いは、届くのでしょうか?
