

今年は例年より早く冬将軍が到来し、寒い毎日が続いている今日この頃。
みなさん、風邪を引かずに元気に過ごしていますでしょうか?
今回のお話は
「寒い北風は嫌だけど、こんなに優しい北風さんなら、いいかな?」
って、ちょっと思ってしまう、そんなお話です。


【第6回】 涙の修学旅行(後編)
16分22秒 (mp3形式)

とても無理をして参加した修学旅行ですが、
今思うと、参加して良かったと思っています。
つらい思いもしましたが、大人になってみるとそれが良い思い出に変わりました。
皆さんにも、忘れられない思い出はありますか?



『ブレーメンの音楽隊』の中で、私が一番好きなシーンは、
ロバとオンドリが出会うシーンです。
おかみさんに殺されそうになってしまい、
今日が最後と、ありったけの力で叫び泣いているオンドリ。
でもロバは、そんなオンドリに、こう言います。
「殺されるのがわかっていて、なぜ逃げ出さない。
死ぬくらいなら、それよりもましなことはどこへ行ったってあるさ。」
目の前に大きな問題が立ちふさがっている時や、
耐えられないくらい大きな悲しみを背負った時。
「もうダメだ、死んでしまおう」
と思ったときは、ぜひこのロバの言葉を思い出してください。
『ブレーメンの音楽隊』は、
いじめや家庭問題、進路に悩み、傷ついている
今の子供たちに、
ぜひ読み聞かせたい作品だと思います。


【第5回】 涙の修学旅行(前編)
12分27秒 (mp3形式)

中学校3年生の春。
私は、足の激痛としびれに襲われ、
『腰椎椎間板症の疑い』で入院しました。
私の主治医であるH病院のK先生の話では、
「小さい頃から患っていた『脊椎関節炎』の炎症がひどくなり、
その痛みから『線維筋痛症』を発症したのだろう」
とのことでしたが、
未だに、線維筋痛症について知識のある医者が極端に少ない私の地域。
当時は、わかるお医者さんが一人もいなかったのでしょう。
市内のあちこちの病院を転院しながら、
1ヶ月経っても、治療計画も、退院する日程も決まらないまま、
ずっと入院させ続けられていました。
しかし、中学3年生といえば、中学校生活の一大イベント、
『修学旅行』が5月末に待ち構えています!
果たして、無事参加できるのでしょうか?
今回は、『前編』ということで、
中学の修学旅行に対しての私の熱い思いを中心にお話していきます。
